禽獣兵:飛行ユニット

●皇国での用例

飛行戦闘用軍獣には大きく以下が挙げられる

・軍鳩:伝令

・軍鷹:対空戦闘、飛行騎兵の戦闘の補助

・軍龍:現行は主に対地戦闘(「軍龍」については別に述べる)

・駿鷹:偵察

軍鷹(ぐんよう)兵:陸軍軍鷹部隊

 敵小型飛行ユニットとの戦闘に用いる、体躯の大きい軍龍では小型飛行ユニットとの戦闘は不得手とする為軍龍の作戦遂行を助ける事を目的としている

 空中戦黎明期に於いて空中戦の王者であった軍鷹も軍龍の出現によりその地位を譲ることとなった

 指揮者の兵隊一人宛て一羽が原則である

駿鷹(しゅんよう)兵:陸軍飛行騎兵科

 偵察任務を主とする

 他の飛行ユニットより飛行速度は劣るものの地上での移動能力を有する為、空に地上にと広範な偵察が可能である

 また馬の多くが駿鷹を恐れるという特徴もある

獅鷲(しゆう)兵:陸軍飛行騎兵科

 駿鷹よりやや小型であるものの、飛行能力を向上させた個体でやや地上での移動能力は劣る

 空中よりの滑空を得意とし空中から地上降下の奇襲を目的として運用される

 空中戦は不得手の為、降下目的地への安全な移動を実現させるには他飛行ユニットとの協力が必要不可欠である

飛行騎兵科の一般的な装備例(外套については全科共通)

●連邦での用例

Құсбегілік(クシュベーギリク):空軍所属

 皇国の軍鷹よりやや大振りの小型飛行ユニットを使用する

 運用については各国ともに殆ど特異性は見られないが、連邦では属州の文化の影響の為指揮者である兵隊は騎乗し地上から軍鷲に指示を出す

 また、軍龍兵とペアを作り運用されている

 連邦ではクシュベーギリク(軍鷲兵)見習いの兵隊をオリョーノク(鷲の子)という通称で呼び親しまれている

 また訓練用の鷲は慣例的にM.M.と呼称される

もどる