●連邦等における地上禽獣兵の例
・駝鹿兵:騎兵科所属、雪原・凍結地での輸送任務を主要とする
・軍猫兵:歩兵科所属、軍獣個体の打撃力による敵勢力制圧を主要任務とする、夜間での行動に於いても制限がないが一人が指揮
可能な猫の数が1匹から多いもので2匹を限度とする
・軍狼兵:歩兵科所属、威力偵察または警備などを主要任務とする、一人の兵隊が平均して3匹から6匹程の狼の指揮を執る
連邦軍内の軍猫の種類と生息地
①Бабр(バーヴィル):連邦東部属州の北部
②Леопард(レオパールド):連邦東部属州の南部
③Ирбис(イルビス):連邦南部属州の高山地帯
●タッツェンブルム
広く各国軍隊に配備されている兵科支援獣
連邦での運用は見られないが、帝国や帝国の支援を受けたパルチザン等、最近では皇国での運用も見られるようになった
主要な運用目的は、敵小型飛行ユニットの破壊や敏捷な動きを利用した攪乱等多岐にわたる
小型であるためゲリラ戦で運用が好まれる
●皇国での用例
・軍狼兵
皇国における軍狼兵の運用は基本的に連邦と大差は無いが、皇国に於いては威力偵察や白兵戦の突撃時に殿を担う
・軍犬兵
警備や部隊間での伝令等広範な運用が可能である
兵隊は概ね1匹の指揮を執るが稀に多頭で運用する場合も見られる
稀に兵科支援獣として狐を連れる者もある
運用は軍犬とほぼ変わらないが、埋設物探知能力と人間との意思疎通に優れる
また、兵隊が自身の神秘性をアピールする為に頑張って手名付けようとする場合が散見されるが余り成功しないようだ
・憲兵任務支援禽獣:獬豸(カイチ)
軍犬より若干大型の体躯に角を持つ、古くから正義の執行の象徴とされる為憲兵隊では好んで運用される。
顎や手足の力が強い
皇国や遠東諸派軍隊で好んで使用されている
・軍鹿兵:砲兵科所属
軍鹿は性格が穏やかで物おじせず且つ足腰が軽やかであるため、砲兵観測班が好んで運用する
観測装備の輸送から角に機器を繋ぎアンテナとすることで通信所の役割も果たす砲兵隊の力強い友人である
・摩竭(マカツ)兵
海軍での機雷除去任務や陸軍が渡河等での作戦で用いる
水上から半身を出す形となるため水上から騎乗者の射撃を可能とする
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